予防と対策は万全ですか?『妊活中の男性』がするべき6項目

最近では年齢に関わらず、妊活を行う女性は年々増えています。ただ、女性が行うという風潮がまだあり、情報も少いことから妊活をしている男性は少ないと言われています。

その背景としては、やはり子供を育てる母体である女性ばかりが原因と思われているところがあるでしょう。しかし、実際は男性の精子が原因で妊娠できないケースも少なくありません。

高齢になるとなぜ妊娠が難しくなるか、それは授精という面だけでいえば『卵』の幕が堅くなるからだそうです。

ほとんどの女性は若い時に作られる『卵』が柔らい状態で、精子の運動率が少々悪くても幕を破って授精することができます。

しかし、生活習慣や高齢になってくると『精子』も劣化し、運動率が低くなってきてしまいます。

そのため、お互いが高齢の場合は、若い時に比べると授精することが難しくなってしまいます。

では、男性としてどのように自分の『精子』の運動率を上げられるのか。最低限できる対策を紹介していきましょう。

精子の運動率

『精子』がどのくらい活発なのかを確認する項目として、『精子運動率』というものがあります。

妊娠に必要な『運動率』は32%という基準があり、それを下回った場合には自然妊娠が難しくなるとされています。あくまで自然妊娠においてなので、妊娠できないというわけではありあません。

もし運動率が悪い場合には、不妊治療のひとつである「タイミング法」で妊娠率を上げることができます

この「タイミング法」では、男性の精子を遠心分離機で元気なモノだけを選別し、女性の排卵日に合わせて注射するというものです。一般的には、この「タイミング法」も『人工授精』と言います。

「人工」とついているので最初は躊躇する人も多いようですが、「タイミング法」は自然妊娠を手助けする程度という認識でよいでしょう

精子の状態

一般的には、男性も35歳を過ぎると『精子』が劣化すると言われています。運動率なども低くなるので、若い時と比べると『精子』のために対策や治療が必要となってくることがあります。

自分の『精子』がどのくらい元気なのか、妊活をしている場合は男性もしっかり検査してもらいましょう。病院によっても費用も様々ですが、数回検査してもらうと安心でしょう。

「タイミング法」の場合は自動的に『精子』の状態をチェックすることになるので、毎月どの程度の運動率か確認することができます。

その時の健康状態によって毎月数値が変動しますので、『精子』のためにどれくらい健康管理をする必要があるかが解ります。

男性不妊の主な原因

なかなか妊娠できない場合、まず男性の『精子』の状態を確認する必要が出てきます。検査すると、『精子』の状態もそうですが、それ以外の要因で不妊になる場合もあります。

無精子症

造精機能障害のひとつで、精液の中に種がない状態を言います。精巣などに『精子』がいることが確認できれば、顕微授精などの不妊治療で妊娠することができます。

乏精子症

字のとおり、精子の数が乏しい状態を言います。数が少ないだけで、人工授精などの不妊治療で妊娠することができます。

精子無力症

これも字のとおり、数はあるのですが元気な『精子』が少ない状態のことを言います。これも遠心分離機などで元気なモノだけを選別することができるので、人工授精などの不妊治療で妊娠することができます。

閉塞性無精子症

『精子』の通り道である管が詰まっていて、精液に種が存在していない状態にあります。

先天性精管欠損

生まれつき管がないため、種が精巣に閉じ込められたままの状態にあります。

劣化の予防対策

年齢が高くなると、どうしても『精子』は劣化してしまいます。でも、健康管理することにより予防することできます。35歳未満の人でも、妊活する場合には、ぜひ心がけてみてください。

暖めすぎない

『精子』は高温に弱いため、サウナやお風呂には気をつけましょう。お風呂に浸かるなとは言いませんが、『精子』の状態を考えて短めに浸かると良いでしょう。また、冬場では「こたつ」にも気をつける必要があります。

下着を変える

暖めすぎないということと関連していますが、下着も通気性のよいトランクスにしましょう。ブリーフやボクサーパンツだと通気性も悪く、温度が上がってしまい精巣によくありません。

自転車に乗りすぎない

自転車のサドルが精巣を圧迫し、悪い影響を及ぼすとされています。どうしても自転車に乗りたいという場合、妊活中は1週間に1時間程度までにしましょう。

ノートパソコンに気をつける

ノートパソコンを使う場合、膝の上に置いてネットをするのは良くありません。膝の上に置くことにより、精巣あたりが暖められてしまうからです。

たばこと酒を控える

「たばこ」に関しては、染色体の状態を悪くすると言われています。そして、酒に関しては飲み過ぎはEDの原因となりますので気をつけましょう。

定期的に射精する

ある程度射精をしていないと、機能も衰えます。妊活中は、2〜3日おきに処理をしておきましょう。

妊活中に摂りたい栄養素

『精子』は、約3ヶ月かけて形成されていきます。妊活をする3ヶ月前から、続けて摂取しておきたい栄養素を紹介します。

亜鉛

亜鉛が不足すると運動率の低下や精子の数が減ったりします。うなぎやほたてなどに多く含まれる要素ですが、毎日摂るには難しい要素でもあります。サプリと併用して摂取すると良いでしょう。



葉酸

葉酸が不足すると、染色体に異常が出ることが解っています。牛、豚、鶏ともにレバーには多く含まれている要素で、野菜などにもあります。食事が偏り気味の場合にも、サプリを併用してみましょう。


まとめ

妊活をするうえで、女性だけでなく男性も必要な活動は色々とあります。パートナーと一緒に、楽しい家族を築けるように頑張りましょう。