妊娠を考えるなら旦那さんも一緒に!「はしか」と「風疹」の予防接種

最近、海外アーティストの会場から感染したことで話題となっている「はしか(麻疹)」

ここ数年「はしか」になった人の話を周りで聞かないと思ったら、日本は土着株が存在しない「排除状態」にあると WHO に昨年認定されていたんですね。

そのため、今回はこれだけのニュースになったというワケです。

しかし、「はしか」ってどういう病気かと言われると、いつも「風疹」と混ざってどっちなのか分からなくなるんですよね。

「三日はしか」は「はしか」?

「風疹」は、別名「三日はしか」と言われています。

「風疹も「はしか」なのか?」と思いきや、麻疹ウイルスは「パラミクソウイルス科モルビリウイルス属に属するRNAウイルス」で、風疹ウイルスは「トガウイルス科ルビウイルス属に属する唯一のウイルス」とのこと。

素人にはなんのこっちゃ分かりませんが、ウイルスの名前からして全く違うもののようです。

では、「風疹」はなぜ「三日はしか」と言われるようになったのか?

その理由は、「はしか」に症状が似ているものの3日で治ることから、そう呼ばれるようになったそうです。

そもそも、「はしか(麻疹)」とは

「風疹」は3日ほどで治る病気ですが、「はしか」は回復するまでに2週間は必要とされる急性の全身感染症。

感染経路としては「飛沫」「空気」「接触」となっているので、手洗いやマスクの着用だけでは予防は難しいとされています。

そのため、最も効果的な予防は「予防接種」を受けること

でも、「予防接種」と言われて「子供の頃に1度受けたことがあるから自分は大丈夫」と安心している人はいませんか?

実は、「はしか」の予防接種は、2回受けてはじめて効果が出る人もいます。

その理由は、95%の人は1回目で免疫を獲得できて、残りの5%の人は2回目の接種で免疫がつくのだそうです。

昭和54年4月2日から昭和62年10月1日までに生まれた人たちは1回しか「予防接種」を受けていない世代なので、気をつける必要があります。

しかし、「予防接種」にも稀に重度の副反応が出てしまうひともいるので、アレルギーなどを持っている人はかかりつけ医に相談すると良いでしょう。

「はしか(麻疹)」にかかってしまったら

「はしか」に感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、熱が2日〜3日ほど続いたのちに39℃以上の高熱と発疹が出現します。

「風疹」の主な症状は耳の下あたりのリンパ節が腫れるらしいのですが、「はしか」の場合は頬の内側の粘膜に白いブツブツが出るのだそうです。

では症状が出たらどうすれば良いのかというと、残念ながら特別な治療法は今のところないのだそうです。

しかし、「はしか」は肺炎などの合併症を引き起こす可能性もあるので、かかったら抗菌薬の投与が必要となります。

また、もし感染力が強い時期に接触した人がいる場合は、72時間以内にワクチンを接種すると症状を軽くすることができるそうです。

発疹の5日前から発疹出現4日目までが人へ感染力が強い時期らしいので、その時期に直接会った友人などにはすぐに伝える必要があります。

ただ、ワクチンを妊婦の人は接種できないので、妊娠予定の人やそのパートナーは予め「予防接種」をしておくことをオススメします。

妊娠を考えるなら「予防接種」

妊婦が「はしか」や「風疹」にかかった場合、赤ちゃんに影響があることが分かっています。

「はしか」の場合は流産や早産、そして「風疹」の場合は目や耳、心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」を引き起こす可能性があります。

先天性風疹症候群とは

先天性風しん症候群(CRS)とは、母親が妊娠中に風しんウイルスに感染することによって生じる胎児の病気です。風しんウイルスが、胎盤を介して胎児に感染することにより、胎児に先天性の障害を起こします。

定期予防接種導入後、国内での先天性風しん症候群はほとんどみられなくなっていました。しかし、2012~2013年に、全国で風しんの大規模発生が見られ、この流行に伴い、2013~2014年に都内では16人の先天性風しん症候群の患者が発生しました。

参照元:東京都感染情報センター

自治体によって異なりますが、妊娠予定の女性には「はしか(麻疹)」と「風疹」の検査および予防接種には一部助成が出ることが多いです。

「予防接種」の費用は、通常8000円〜10000円。

一部助成となると、5000円〜6000円で受けられる自治体が多いです。

東京都内では、品川区・目黒区・大田区・杉並区・練馬区・台東区・墨田区・江東区・荒川区・千代田区・中央区・文京区・豊島区・北区・板橋区が平成29年3月まで無料で「検査」と「予防接種」を受けることができます。

上記の区でもそれぞれ条件などが違いますが、基本的に一度検査を受けたうえで、抗体の数値が低い場合は無料で「予防接種」を受けることができます。

ひとつ注意するべき点は、「はしか」と「風疹」の混合ワクチン(通称:MRワクチン)を受けた後2ヶ月は妊娠できないということです。

そのため、妊娠を考えた場合にはなるべく早く「予防接種」を受けたほうが良いです。

また、妊婦だけでなく、そのパートナーも一緒に受けるほうが良いとされています。

もし既に妊娠している奥さんがいて、今回の「はしか」が心配になったら旦那さんだけでも「予防接種」を受けると良いでしょう。

旦那さんがMRワクチンを接種する場合には、奥さんが妊娠していることの証明と検査結果で抗体が低いことが条件となります。

上記にあげた区では全ての対象女性は無料ですが、実は大田区と杉並区以外の区では旦那さんの「予防接種」も無料となります

これから子供を授かりたいと考えている夫婦は、ぜひ「予防接種」も受けてみてください

まとめ

当時は墨田区民だったので、「MRワクチン」を無料で接種しに錦糸町駅すぐにある「3Sメディカルクリニック」へ行きました。

一昨年では「検査」の必要はなかったと思いますが、確かに結果を見て抗体があるのであれば2回目を受ける必要はないですからね。

余談ですが、「MRワクチン」の注射を受けた時全く痛みを感じなかったので、「最近の注射は進化したな〜」と思ったことだけ覚えています。