妊娠中の飲酒は子供にどんな影響があるの?妊婦は「禁酒」の勧め

昔から「酒」は「百薬の長」なんて言い方をしますが、飲み過ぎは「万病のもと」となってしまうので気をつける必要があります。

今のところ、全くお酒を飲まない人と比べ、ある程度のお酒を嗜む人の方が統計的には長生きしているというデータがあるそうです。

厚生労働省が勧めているお酒の飲み方は、「清酒1合、ビール大瓶1本、ワイン1/3本、ウイスキーの水割り(シングル)2杯まで」というもの。

「ビール大瓶1本」までと言われると、あまりお酒を飲まない人からすると意外と多いイメージをもたれるかもしれません。

しかし、この勧められている飲み方には、1週間に2日の「休肝日」を作ることも実は含まれています。

では、妊娠した場合にはどのくらいの「お酒」を飲んでも大丈夫なのでしょうか。

妊婦とお酒

産婦人科によっては、1週間に少量であれば問題ないとしているところもありますが、これは普段からお酒を良く飲む人が禁酒に耐えられない人に向けて言っているだけに過ぎないそうです。

お酒を飲み過ぎると、子供の発育に悪影響があることは昔から言われていることなので、リスクの面では飲まないほうが良いでしょう。

ただし、禁酒をして「ストレス」となるようであれば、ある一定の量のお酒を飲まない様にすれば良いと医者によっては言うそうです。

しかしこの度アメリカの小児科学会から、妊婦が「飲酒」をすると子供が発達障害などを持つ危険性が高まると注意を呼びかけています。

どのような危険性かというと、子供の聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる恐れがあるほか、多動性障害の原因になり得るとしています。

多動性障害とは

多動性障害」とは、知的な遅れはないのですが、感情や行動を自分自身で上手にコントロールすることが難しくなる障害をいいます。そのため、社会的な活動や学業に支障をきたすことが少なくありません。

もし妊娠中に飲酒をしていた場合、子どもに障害や疾患が生じる可能性は飲酒しないケースに比べて妊娠3カ月目までで12倍、妊娠中の9カ月間に継続的に飲酒し続けた場合は65倍に高まるのだそうです。

そのことから、「お酒」は子供のこと、そして育てる自分たちのことも考えて一切飲まないことを勧めています。

ではどうしても「お酒」を飲みたくなったらどうすればよいのでしょうか

その場合、最近はノンアルコール飲料がたくさん販売されているので、お酒を飲んでる気分だけ味わって「飲酒」をすることを控えた方がよいでしょう。